Outbound Port 25 Blocking (OP25B) 実施に向けて

■OP25Bとは?


「Outbound Port Blocking(OP25B)とは、インターネット上で通信されるデータを識別 する為の番号(Port番号)のうち 一般的にメール送信(SMTP)に割り当てられる 25番ポートの通信をブロックする事を意味します。 ウイルス感染者や迷惑メール送信者が、自分のPCまたはサーバから故意、あるい は無意識に行うメール送信を制限する事による迷惑メール撲滅の効果的な手段です。

OP25B実施に向けての詳しい資料はこちら OP25B.ppt

■対象となるご利用ユーザ


NTT東日本、西日本が提供するフレッツサービスの動的(可変)IPアドレスユーザ
*固定IPをご利用のユーザは対象外です 。

■実施

STEP1 携帯事業者向けOP25Bの適用
・2006年11月より、動的IPを保持するユーザが、携帯メールユーザへ両毛のサーバを経由 せずに直接メールを送信する事を規制致します。
 

STEP2 動的(可変)IPアドレスご利用の全ユーザ向けOP25Bの適用
・2007年1月より、動的IPを保持するユーザのメール送信を完全規制致します。 ウイルス感染したPC、動的IPアドレスを保持する時サーバなどから直接送信する事を 規制する事により、迷惑メールの送信を防ぎます。 これにより、従来のメール設定ではメール送信が出来なくなりますので、各ユーザ様に おきましては、お願い事項にございます「Submission Port+SMTP AUTH 」の 実装をお願い致します。


■お願い事項


2007年12月末日までに、[Submission Port(TCP Port587) +SMTP AUTH]以下(587+認証)の設定をお願い致します。 2007年12月末日までに設定を変更して頂かないと、メールが送信出来なります。 ご利用ユーザ様はご使用されるメーラーの設定変更(以下の2点)をお願いします。 a,送信メールサーバの接続先ポート番号を25→587に変更する。 b,メールの送信においては必ず認証を行うようにする。
○詳しい設定変更方法はこちらのページから

■OP25B 実施後の概要図